皆さんこんにちは、はつまいです。
前回の記事で急な広告停止の理由が恐らくアドセンス狩りであるだろう、ということがわかりました。
そこで、今回はアドセンス狩りの被害にあった後の対処法を解説していきます。
広告配信停止から、解除されるまでの実際の経緯をまとめた記事はこちらにまとめています。
無効なクリックがあったことをGoogleへ報告
まずは無効なクリックがあったことをGoogleへ報告する必要があります。
自身の身の潔白を示すとともに、自ら報告することで制限が早めに解除される可能性もあります。
原因を突き止めたら(突き止めなくても怪しいクリックがあった場合は)必ず報告しましょう!
Googleへ報告する手段ですが、AdSenseヘルプセンターの無効なクリックの連絡フォームを使って報告をします。
③サイト運営者ID
Googleアドセンスサイトのアカウント情報に記載されています。
「pub-xxxxxxxxxxxxxxxx」のような形式のものです。
④広告コードが表示されているURL
特定のページではなく自身のサイトのホームURLでOKです。
⑤トピック
選択肢が2つ出てきますので、上の選択肢を選びましょう。
・アカウントで発生する通常とは異なる動作をレポートする
・アカウントの状況について大幅な変化を予想する
⑥クリックが発生した日時
クリックされた詳しい時間がわかる場合、詳細を記載するに越したことはありませんが、日付だけでもOKです。
⑦無効なクリックの疑いがあることを示す該当部分
ここが最重要ポイントです。
具体的な数字を交えて詳細を伝えるようにしましょう。
★記入する際のポイント★ ・アナリティクスのデータを基に、なるべく具体的な数値を伝える ・自身のサイトの通常のクリック数、ページCTRはどれくらいか伝える ・通常の数値と比べて、無効と思われるクリックがどれほど異常か伝える ・GoogleアドセンスとGoogleアナリティクスを連携していることを伝える
こういう時の為に、
・常日頃から自身のサイトのクリック数・CTRを確認するように習慣づけよう!
・まだの方はGoogleアドセンスとGoogleアナリティクスを連携させよう!Gooleアナリティクスの画面を開くと、管理というタブがあるからそこからアドセンスのリンク設定ができるよ!
実際にはつまいがGoogleへ送った文章はこちらです。
コピペもOKですので該当部分を変更し、ぜひ活用してくださいね。
下記の例文では「K市」「O市」と記載してますが、市区町村はアナリティクスに記載されている通り連絡しましょう。
Googleへの報告フォーム例文
現在AdSense広告配信が制限されている件に関しまして、AdSenseと連携しているGoogleアナリティクスで詳細を調査したところ、2021年5月6日に第三者による不正クリックの可能性があるデータが見つかったため詳細を連絡させて頂きます。
①2021年5月6日:K市にて1回のページ表示に対して〇〇回のクリック(CTR:〇〇〇%)
②2021年5月6日:O市にて〇〇回のページ表示に対して〇〇回のクリック(CTR:〇〇〇%)
①、②ともに同一市区町村からのアクセスに偏っています。
特に①のクリックに関しましては、1回のページ表示に対して、CTRが異常に高いため、第三者が故意にクリックした可能性が高いかと思います。
当サイトの通常のクリック数は1日で多くて〇〇回程度、また、CTRは〇〇%前後を推移しているため、今回のアクセスは異常な状況であり、無効なクリックであると推測します。
お手数をお掛けいたしますが、ご確認の程よろしくお願い申し上げます。
⑧不正な操作の原因と考えられる疑わしい IP アドレス、参照 URL、リクエストに関して、お客様のウェブサイト、モバイルアプリ、YouTube チャンネルのトラフィックログやレポートのデータをご記入ください。
この欄については空欄で送信している人がかなり多いのではないでしょうか。
IPアドレスなんて取得してないし、、、
仮に取っていたとしても、どのIPアドレスが疑わしいものか判断の仕方もよくわからないよ!
こんな方が多いと思います。実際にはつまいも取得していません。
事前に設定しておけばGoogleアナリティクスでIPアドレスを取得することは可能ですし、有料ツールを使えば「どのIPアドレスが何回クリックしたか」という詳細まで確認することができます。
しかし、個人ブロガーが有料ツールを使用してまで確認する必要はあまりないと思いますし、事前に設定していないとIPアドレスを割り出すことはできませんので、ここは空欄のままでOKです。
ここまで全て記入したら「送信」ボタンを押します。
下記のような画面に切り替わればGoogleへの報告は完了です。
ちなみにレポートを送信したからと言って、丁寧にGoogleから返事が来るわけではありません。笑
上記画面に切り替わればしっかりGoogleへ報告ができています。
焦る気持ちもわかりますが、返事がないから、と言ってむやみにGoogleへ問合せをせず大人しく広告停止の解除連絡を待ちましょう!
不正クリック防止のプラグイン「Ad Invalid Click Protector(AICP)」の導入
まだ導入していない方は、次回のアドセンス狩り対策として、不正クリック防止のプラグインを導入しましょう。
一回アドセンス狩りに遇ったから、もう二回目はないだろう。と安心するのは危険だよ!
対策をしないと何度も被害にあってしまうかもしれないから、きちんと対策を取ろうね!
「Ad Invalid Click Protector」とは、ある一定の時間に複数回のクリックを行ったユーザーに対して広告を非表示にできるというプラグインです。
例えば、、
3時間以内に同一ユーザーが3回連続で広告をクリックしたら、7日間そのユーザーに対し広告を非表示にする
というように設定できます。
(時間・クリック数・広告非表示期間は自身の好きなように変更できます。)
こうすることで連続クリックを防げるだけではなく、数日間はそのユーザーに広告が表示されませんので安心です。
但し、このプラグインにも弱点はあります。
それはスマートフォンやタブレットなどタッチスクリーンを使ったデバイスからの不正クリックには対応していないということ。
実際に、はつまいブログの読者の約8割がモバイルからのアクセスだから、大半の不正クリックは防げない、ということに。。。泣
はつまいもこのプラグインを導入していましたが、アドセンス狩りに遇いました。
スマートフォンからのアクセスに対応していないなら入れても意味ないよね?
そう感じてしまうかもしれませんが、無料ツールですしPCからのアクセスは防止できるので、少しでもリスクを減らすために必ず導入しましょう!
アドセンスとアナリティクスを連携させる
先ほど上でも解説しましたが、アナリティクスとアドセンスを提携させていない方は今すぐ提携させましょう!
提携していない状態でアドセンス狩りに遇ってしまっても、こちらの記事で説明したような詳細なデータを確認することができません。
被害を避けるために毎日のアナリティクスの確認は必須!
そのためにはまずアドセンスとアナリティクスを連携させておこうね!
アドセンス・アナリティクスの確認を習慣化する
非常に重要なポイントです。
普段から習慣づけてアドセンス、アナリティクスを確認していないと、「何が異常か」がわかりません。
習慣化することで「いつもと違う異変」に気付けるので、毎日確認するようにしましょう!
自身のサイトの広告の配置・文言などを見直す
こちらは故意的なクリックを防ぐ、というよりは誤クリックを防ぐための再発防止案です。
仮に今回の広告停止がアドセンス狩りだった場合でも、これを機会に広告配置を見直しましょう。
- ユーザーが誤クリックしやすいような広告配置になっていないか
- 広告クリックを誘導するような文言を使用していないか
「この広告をクリックしてね!」みたいに誘導する文言を使っている人はこの機会に削除しよう!
友人・家族へ意図的にクリックしないよう念を押す
ブログを始めたことを家族や友人に公開している人は、意図的に広告をクリックしないよう、念を押しておきましょう。
周りの方が良かれと思ってしてくれていることが、逆にあなたを困らせてしまうかもしれません。
アドセンスポリシーを身近な人にも理解してもらい、誤クリックを極力避けましょう。
こちらの記事「Googleアドセンス申請前に読むべき!アドセンス合格の為にするべきポイント」にもブログ運営者としての心得に少し触れていますが、Googleがあなたのサイトに広告を載せていい、と許可した以上、あなたも広告主から報酬を頂く可能性がある「ビジネス」をしていることになります。
自身の収益の為ではなく、純粋な気持ちで広告をクリックしてもらえるようなブログ作りを心がけましょう。
ブログの更新をやめない
アドセンス広告が停止されてしまうとモチベーションも下がってしまいますよね。
はつまいも正直ショックで数日は落ち込みました。。笑
ただ、こういうときだからこそ見直せることもたくさんあります。
これを機会にアフィリエイトをスタートしてみたり、広告配置やSEOを勉強してみたり。
はつまいは広告停止されてから「もしもアフィリエイト」と「バリューコマース」を始めてみたよ!
正直広告停止されなかったらしばらくアフィリエイトは登録していなかったかもしれないから、いいきっかけになったよ!
もしもアフィリエイトのメリット・かんたんリンクの作成手順はこちらの記事↓
もちろん一番大切なことはブログを書き続けることです。
モチベーションが下がってしまった今だからこそひと踏ん張りして更新を続けましょう!
結局ブロガーはブログを書くしかないのです。笑
まとめ
如何でしたでしょうか?
今回は広告停止の通知が来てからの対策をお伝えしました。
- 無効なクリックをGoogleへ報告
- (まだの方は)不正クリック防止のプラグインを導入
- (まだの方は)アドセンスとアナリティクスの連携
- アドセンス・アナリティクスの確認を習慣化
- 広告配置・文言の見直し
- 友人・家族へ誤クリックしないよう念押し
- 広告停止期間中でもブログを更新!!
ブロガーにはなかなか辛いアドセンス広告配信停止ですが、アドセンスポリシーをきちんと理解する良いきっかけにもなります。
停止期間は辛いけど、広告配信停止が解除されるまで、再発防止の対策やブログの見直し、アナリティクスチェックの習慣化など自分にできることはたくさんあるよ!
それを地道にこなしていこうね!
また、上記に上げた対策以外にも「SNSの運営方法」も注意すべきポイントです。
詳しくはこちら↓
今回の記事が少しでも皆さんのお役に立てると嬉しいです。
広告制限が解除されるまでの具体的な期間を書いた記事はこちら↓
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